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【令和8年3月12日】今日の道歌|希望と絶望に見る歩みの真意

薄明の空の下、暗がりの地平線の向こうにわずかな光が差し込む静かな風景。希望と絶望が遠く離れず共にあることを象徴するイメージ。

令和8年3月12日(木曜日) 今日の道歌
希望とは 望希(のぞみまれ)なり 読めるぞよ
心引き締め 進むことになり

希望」という言葉をよく見てみると、そこには明るさだけではない含みがあるようです。
今日は、日本語の漢字が持つ深い響きから、希望と絶望の意味を静かに見つめ直してみます。

「希望」は、ただ楽しい未来を思い描く言葉ではないのかもしれません。

これを「望みは希である」と読むならば、望みがあるからこそ、軽々しく構えるのではなく、心を引き締めて進むべきだという戒めが含まれているようにも感じられます。

順調な時ほど、人は油断しやすいものです。

しかし、希望を持つとは、ただ安心することではなく、むしろ慎みをもって歩みを整えることでもあるのでしょう。

もう一つの読み
絶望は 絶えない望み 読むなれば
絶景ありと 信じて歩め

一方で「絶望」という言葉も、ただ暗さだけを意味するものではないように思えます。

これを「絶えない望み」と読むならば、どれほど厳しい状況の中にあっても、なお消えない願いが人の内に残っていることを教えてくれます。

苦しい時に必要なのは、派手な勇気ではなく、誠意を尽くして歩み続けることなのかもしれません。すぐに答えが見えなくても、その歩みの先には、やがて景色が開けてくる可能性があります。

いま世界では、本格的な戦争が始まり、
多くの人が不安と緊張の中に置かれています。

日本に暮らす私たちにとっても、その影響を避けて通ることはできず、先行きの見えない現実に心が揺れる場面は少なくありません。

経営者としても、自分の努力だけでは解決できないことがあるという現実を、改めて感じる時代に入っているのでしょう。

だからこそ、希望と絶望を単純に分けて考えるのではなく、その両方の中にある真意を汲み取る姿勢が、今いっそう大切になっているように思えます。

希望の示すもの
順調な時ほど心を引き締め、浮かれずに進むべきだという静かな戒め。
絶望の示すもの
苦境の中でも望みを絶やさず、誠意を尽くして歩み続ける励まし。
言葉の奥深さ
日本語の漢字には、対立を越えて物事を見つめる深い思想が宿っていること。
今を生きる姿勢
不確かな時代だからこそ、慎みと希望の両方を携えて歩むこと。

希望と絶望は、まったく反対のもののように見えながら、実は遠く離れた存在ではないのかもしれません。

順調な時には自らを戒め、
苦しい時には望みを捨てずに進むこと。

その両方を一つの言葉の中に含んでいるところに、日本語の持つ奥深さがあるように感じます。

今日の一言
希望と絶望は、まったく違うもののように見えて、実は同じところから生まれているのかもしれません。
順調な時には心を引き締め、苦しい時には望みを絶やさず歩み続けること。
その姿勢こそが、どんな時代においても人を支えてくれる力なのではないでしょうか。
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