奏で合いてぞ 花は咲くなり
本日の道歌は、「経営の樹」における三本の枝、すなわちヒト・モノ・カネの調和の大切さを表しています。
経営の樹では、経営理念が根となり、全体を支えます。
経営方針は幹となり、
進むべき道を示します。
そして、三本の枝であるヒト・モノ・カネが、樹形を整えながら会社を発展へと導いていきます。
この三つの枝がばらばらに伸びてしまえば、樹全体の形は崩れてしまいます。だからこそ、経営には調和が必要です。
経営の樹を育てる上で、根を取り巻く土壌も欠かすことができません。
その土壌とは、経営者の品性です。
どれほど理念や方針が整っていても、土壌が痩せていれば、樹は健やかに育ちません。
経営者の品性が栄養となり、理念を支え、方針を育て、ヒト・モノ・カネの枝へと力を行き渡らせていきます。
そして、周囲の環境、すなわちお客様からお客様へと伝わる情報によって、やがて花が咲きます。
この花とは、成果であり、信頼であり、会社が社会の中で必要とされている証でもあります。
どこか一つだけが伸び過ぎたり、反対に弱くなったりしていないでしょうか。
経営に不安を感じたときには、常に「剪定」を心がけることが大切です。
剪定とは、枝を無理に伸ばすことではありません。
伸び過ぎた枝を切り落とし、全体のバランスを整えることです。
経済が低迷し、不安定な状況にある今こそ、この剪定の考え方が重要になります。
増やすことや広げることだけが経営ではありません。
必要に応じて整え、削ぎ落とし、全体の調和を取り戻すこともまた、経営者に求められる大切な判断です。
昨年7月より毎日掲載してきた「今日の道歌」も、
本日で三百首を数えることとなりました。
これまでお付き合いいただいた皆様への感謝とともに、温かいお声を励みに、これからも一歩ずつ続けていきたいものです。


















