頭と胴を 繋いで道か
昨日は「道歌」の意味について考えました。
本日の道歌は、さらに一歩進んで、「道」という文字そのものを見つめ直す一首です。
「道」という字は、首という文字を、しんにゅうが運んでいるような形をしています。
首は、頭と胴体を繋ぐ大切な部分です。
では、なぜ「道」という字に、首が含まれているのでしょうか。
「道」という言葉は、道徳、道理、芸道、花道、茶道、柔道など、精神世界を極める意味で広く使われています。
また、老荘思想では、宇宙の根源的原理や哲学的な生き方を「道」と呼び、「タオ」と読みます。
このように、「道」には、単なる通路や進路を超えた、崇高な生き方という意味が込められています。
一方で、首は決して目立つ存在ではありません。
しかし、頭と胴体を結びつける、なくてはならない存在です。
目立たないけれど、全体を支えている。
その姿に、「道」の本質が隠れているようにも感じられます。
人と人、心と心、過去と未来を結ぶこともまた、大切な道の歩みなのかもしれません。
世の中は、陰と陽の両面で成り立っています。
陰陽の視点から物事を見ることで、対立しているように見えるものも、互いに補い合う関係として捉え直すことができます。
その意味で、「首」という文字は、陰と陽を繋ぎながら生きていくことを教えているようにも感じられます。
経営は、社長から後継者へ。
家庭は、親から子へ。
大切なものは、人から人へと受け継がれていきます。
このたび《経営の樹を育てる会》では、「中高生の経営学コース」が新たに誕生することとなりました。
「再建師養成コース」「一人社長の経営コース」に続く、三つ目のコースです。
テーマは「親子で学ぶ経営学」。
お父さんの仕事を子供が受け継ぎ、親子で共に経営を学んでいく。
そのような姿を思い描きながら、現在教科書を作成しております。
学びを受け継ぎ、次の世代へ繋いでいくこと。
その積み重ねが、未来を育てる力になっていくのではないでしょうか。

















