
組織の在り方については、さまざまな意見があります。
規則を重視する組織は、秩序が保たれる一方で、堅苦しさを生み、時として疎外感を与えてしまいます。
その典型例が、刑務所や軍隊です。
一方で、人間性を重視する組織は、のびのびとして居心地の良い雰囲気を持ちます。
宗教団体や趣味の集まりなどが、その代表例と言えるでしょう。
では、会社組織にとって、どちらが理想的なのでしょうか。
規則を重視しすぎると、社員一人ひとりの能力は十分に発揮されなくなります。
反対に、人間性を重視しすぎると、組織は仲良しクラブとなり、経営が成り立たなくなってしまいます。
そこで必要になるのが、両者の特徴を併せ持つ「規範ある組織」です。
すなわち、社会のルールや規則を守りながら、人間性も大切にする組織運営です。
しかし、これを実践するのは簡単ではなく、どうしてもどちらかに偏りがちになります。
そこで、具体的な組織運営の方法として、私は「PDS会議」の定期開催を勧めています。
PDS会議は、毎月一度、全社員参加で行います。
計画
実行
反省
この3つを毎月回し続けることが、組織を成長させる基本サイクルです。
このPDS会議において、どうしても欠かせないものがあります。
それが、前月の収支結果表です。
前月の収支結果がきちんとまとめられていることが、PDS会議開催の前提条件となります。
つまり、月次決算です。
一年に一度の決算では、あまりにも遅すぎます。
毎月決算を行い、社員全員で話し合い、反省を重ねながら改善していくこと。
この積み重ねこそが、確実に成果を生み、組織を強く、しなやかな会社へと育てていくのです。


















