◆ 令和八年2月25日 水曜日 今日の道歌
和の心 口を小さく 書くなれば 調うものと 文字は教える
日本語は、どこまで行っても奥深いものです。
今日は日本語の素晴らしさを、
あらためて味わってみましょう。
そもそも「和」は、どうしたら得られるのでしょうか。争いは至る所で起きています。なぜでしょうか。
それぞれの言い分を聞くと、それぞれが正しいことを言っています。皆が正しいのであれば争いは起きない――そう考えたくなりますが、現実はそう単純ではありません。
人の幸せを説く宗教の世界においても争いは起きます。
会社内でも仲良くしたいものですが、セクハラ、パワハラ、モラハラ、カスハラなど、新語があふれているのも現状です。
「和」は、のぎへん(禾)に口と書く――文字そのものが、和の作り方を示しています。
さて、どうしたら「和」が生まれるのか。
「和」という文字が教えてくれました。
「和」は、のぎへんに口と書いてあります。のぎへん(禾)は、穂が垂れる様子が「ノ」と「木」に見えることから呼ばれます。
そして、そのことに対して口を小さくして控えるところに「和」が生まれる――そう教えてくれているように思えてきます。
口を小さくし、控えを知るところに、和は調います。
これが聖徳太子の「和を以て貴しと為す」の真の意味なのかもしれません。
そのように思って書道家の書かれた「和」を見ると、確かに口が小さく書かれています。
なるほど、口を小さくして控えめに、秩序を守って生きることが幸せにつながるのか。
そして、すべての人たちと平らかに生きることが「平和」なのか――そう納得した次第です。
― 今日の一言 ―
まず自分の口を小さくするところから、和は始まります。


















