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【令和8年3月18日】今日の道歌|水の如き心と大海の器

穏やかな海の水平線が広がり、静かな水面がすべてを受け入れる大海の心と調和の在り方を象徴する情景

令和8年 3月18日 水曜日
今日の道歌
塵を呑み 芥を入るる 大海の
広きを己が 心ともがな

混沌とした時代の中で、善悪の判断さえ揺らぐ今、私たちに求められているのは「広く受け入れる心」なのかもしれません。

世界情勢や経営環境、そして日々の暮らしにおいても、
不安や迷いを感じる場面が増えています。

そのような中で、何が正しく何が誤りなのかを単純に分けることは難しくなってきています。

老子の言葉に「和光同塵」があります。

自らの光を和らげ、世の中の中に溶け込むというこの考え方は、強く主張するのではなく、調和の中に身を置く姿勢を教えてくれます。

さらに「上善は水の如し」という言葉が示すように、水はどのような環境にも自然に馴染みながら、その本質を失うことはありません。

柔軟でありながら、揺るがない芯を持つ存在であると言えるでしょう。

柔軟性
どのような器にも自然に形を合わせる力。
謙虚さ
自らを主張せず、流れの中に身を置く姿勢。
持続力
止まることなく進み続けるしなやかな力。
受容力
清濁をあわせて受け入れる広い器。

「水五訓」にもあるように、水は静かに流れながらも大きな力を秘め、障害に出会えばその力をさらに強めます。そして最終的には大海となり、すべてを受け入れる存在へと広がっていきます。

この大海の姿こそ、塵も芥も分け隔てなく受け入れる「心の器」を象徴しているのではないでしょうか。

要点
水のように柔軟でありながら、本質を失わない。
そして大海のように、すべてを受け入れる心を持つことが大切です。

強さとは、押し通す力ではなく、
受け入れる力なのかもしれません。

変化の中にあっても、自分の本質を保ちながら調和していくことが、これからの時代を生きる鍵となるのでしょう。

今日の一言
善悪の判断が揺らぐ時代だからこそ、広く受け入れる心が求められます。
水のように柔らかく、しかし本質を失わずに在ること。
その静かな在り方が、これからを支える力となるのかもしれません。
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