経営の樹を育てる会
事務局の鈴木建太郎でございます。

つい先日のこと、帝国データバンクにて「全国企業倒産集計」というデータが公表され、2021年8月の倒産件数は過去最少（2000年以降）の449件という結果が出て参りました。

更に、6月・7月、そして8月と3か月連続で月別の倒産件数が過去最少とのこと。

これは金融機関、および政府の資金繰り支援による倒産抑制の効果が続いている背景が、このような結果に繋がったと思われます。

しかしながら、当勉強会に参加されている方であれば察しが付くと思われますが、これからバブル崩壊時のように金利が急に跳ね上がったり、アフターコロナに事業形態がアジャストせず、売り上げ回復の見込みが立たなかった場合、企業はどうなってしまうのでしょうか。

まさに今の時期は”嵐の前の静けさ”といった感じで、何かしらがトリガーとなり、一気に倒産件数が激増する危険性が高いと思われる今日この頃。

出来ることなら早い段階で、迫りくる危機的局面を想定した、財務的な準備を必要とするタイミングではないでしょうか？

次回、講義のテーマは経営計画3本目の枝「財務戦略」

さて、次回、10月15日（金）の経営の樹を育てる会 講義のテーマは経営計画三本目の枝「財務戦略」になります。

前述させて頂いた金融機関の資金繰り支援により事業を続けている経営者は、先々を見据えた財務戦略を具体的、且つ明確にイメージする必要性があります。

自社の経営理念に基づき、どのような意識で財務的な事柄に臨んでいけばよいのかを、自身も倒産して酸いも甘いも知り尽くした古川益一先生より学んで参りたいと思います。

是非、ご参加頂ければと思います。

日程・場所  

• 日時：2021年10月15日（金）18:30~21:00    
• 参加：ZOOM or 会場    
• 会場：㈱アーバンサービス２F 貸会議室「レンタルスペース フクロウ」
• 住所：東京都大田区西糀谷１－２０－１８ 

参加費

• 1回：2,000円（初参加の方は無料）    

今後の日程等 

• 毎月第1、第3金曜日　18:30~21:00    
• 開催予定日：11/5,11/19,12/3,12/17