
「仕事」という言葉には、さまざまな意味が込められています。
一般的には、
- 生計を立てるための職業活動
- 社会的な役割や貢献
- 他者に価値を提供する行為
といったように説明されることが多いでしょう。
しかし、これらはすべて「目に見える世界」、いわば陽の世界からの解釈です。実はそこには、「心」という見えない世界からの視点がほとんど語られていません。
その本質を、日本語そのものが私たちに教えてくれています。
「仕事」は、「仕える事」と書きます。
これは、見返りを求める前提ではなく、相手のために尽くす、一方的な行為を意味しています。
さらに「仕」という字は、「人が士となる」と読むことができます。
ここでいう「士」とは、武士の「士」。
つまり、高潔さや志を持った人を表しています。
「士」の「口」から出る言葉は、「吉報」になります。
吉報とは、周囲を明るくする良き知らせのことです。
また、「士」に「心」を加えると「志」という字になります。
「志」には、単なる目標ではなく、思いやりを持ち、正しい心で行動すれば、自然と叶っていくという意味も含まれています。
このように考えると、「仕事」とは単なる作業や労働ではなく、人としての在り方や心の姿勢そのものであることが分かります。
そして、この「仕事の本質」を言葉にしたものが「経営理念」です。
経営理念は、会社という「経営の樹」を支える根っこであり、目には見えなくとも、すべてを根底から支えています。
社員一人ひとりがこの理念を共有し、同じ想いで仕事に向き合う。そのとき、会社は一心同体となり、強く、しなやかに成長していきます。
私たちは、そんな理念でつながる組織を目指していきましょう。


















