
働き方改革とは、今から約7年前に改正された労働関連法です。
その目的は、主に次の二点に集約されます。
労働生産性の向上
従業員の働きがいの向上
そして、これらの目的を達成するために、以下のような制度改正が行われました。
時間外労働の上限規制
年次有給休暇の取得義務化
同一労働同一賃金
柔軟な働き方の推進 など
※制度の趣旨は理解しつつも、現場では「運用負担」や「調整コスト」が増えやすい項目として捉えられることがあります。
しかし、この法律には多くの矛盾が内包されているように感じます。
本来、生産性とは、仕事の多様性や能力・役割に応じた賃金格差があるからこそ生まれるものです。
同一労働・同一賃金という枠組みの中で、果たしてどのように生産性を高めよというのでしょうか。
また、働きがいとは、努力した分だけ働ける時間があり、その成果として十分な報酬を得られることで生まれる側面もあります。
時間や賃金を一律に規制された中で、どのように働きがいを持てというのでしょうか。
さらに、労働時間や賃金を制限しながら、柔軟な働き方を推進する――
この点にも、大きな違和感を覚えます。
加えて、給与を引き上げることを国民に約束する政治家の言葉を耳にすることもありますが、現実との乖離を思うと、まさに「何をか言わんや」という思いが募ります。
とはいえ、このような愚痴を述べていても、何も始まりません。
であれば、せめて私たち自身の社内だけでも「真の働きがい改革」に取り組んでみてはどうでしょうか。
経営理念を貴く掲げ、社員一人ひとりが志を共有し、
一心同体 となって歩むことができれば、
それは必ず実現できるはずです。
理念の共有は、行動を揃え、判断を揃え、成果を揃える“組織の土台”になります。
そしてその先に、
「経営とは、夢に満ちあふれたものだ」
と実感できる未来が待っていると、私は信じています。


















