
「温」という文字には、形からの解釈と心からの解釈があると言われています。
まず、形から見てみましょう。
「温」は、日と皿(水)から成り立っています。
すなわち、太陽が皿の上の水を温めるという意味です。
この解釈は、小学校の国語の時間で学んだ記憶がある方も多いのではないでしょうか。
一方で、「心」の視点から見ると、
また別の意味が浮かび上がります。
日が「囚(とらわれた人)」となり、過ちを犯した人に対して、皿の上に食べ物と水を与え、慰め、元気づける-そんな情景として読むことができるのです。
この考え方は、松下幸之助氏が社員の管理について語った言葉、「規則は厳格にし、実行に当たっては、そっと情を添えよ」という教えにも通じるものがあります。
KEY MESSAGE 厳しさと優しさの両立
しかし、その運用においては、相手の心に寄り添う 温かさ がなければ、人は育ちません。
「温」という一文字には、 厳しさと優しさを両立させる経営の姿勢 が込められているように思います。
社員に対する接し方を考えるうえで、この文字の意味は、きっと大いに参考になるのではないでしょうか。


















