◆ 令和八年3月3日 火曜日 今日の道歌
経営と 経費の役目 一体ぞ 営むことと 費やすことぞ
昨夜の再建師研究会にて、「売り上げを減らしながら利益を上げる」という真理を学びました。
一見すると矛盾しているようにも思えますが、精神論ではありません。
文字の意味に立ち返って考えてみます。
経営とは「経」を営むこと。経費とは、その経営に費やす厳粛なお金である。
「経」は経典を意味し、仏教語に由来するといわれます。 営むとは、その教えを実践することです。
経費は単なる支出ではなく、経営を支えるために費やす資源です。
余分なものとして扱うのは、本質を外していると言えます。
売り上げを上げることと、経費を下げることは同じ価値を持つ。
成長期においては、売り上げを拡大することが重要な局面もあります。 一方で、再建時には経費を見直す方が早く、かつ効果的である場合があります。
売上利益率がわずかでもあれば良い、という声もあります。
しかし販売管理費という経費率は、
売上高に対して同じ割合で掛かります。
その結果、売上段階では黒字であっても、営業利益の段階で赤字に転じることがあります。
一度、具体的に数字で計算してみると、その構造に気づくはずです。
利益を見るときは「売上」ではなく、「営業利益」まで確認することが肝要です。
経営と経費は対立ではなく、一体です。 営むことと費やすことは、同じ流れの中にあります。
経営の常識と思われているものも、再建局面では必ずしも正解とは限りません。
数字を冷静に見つめ、
構造を理解する姿勢が求められます。
― 今日の一言 ―
常識にとらわれず、数字で経営を見直しましょう。


















